ウ-ルは衣料に最適な特徴を備えています。
いい感じの生地は、 触ってみると...柔らかくてしなやか
着てみると......軽くて柔軟性がある ....言葉にするとこんな風に
いい感じの生地は ウール100%.....ウールには衣類として最適の特性があります。
ウールの特徴....保温性 放熱性 弾力性 吸湿性
厚い生地では...発熱・備蓄により暖かく
薄い生地では...放湿・放熱で涼しくなります。
一見相反する性質の鍵となるのは3つのポイントがあります。
・ 汗の仕組み:体からは、常に水蒸気の汗が出ています。
・ 水蒸気と熱の関係:水蒸気を吸収したものは発熱し、
水蒸気を発散したものは放熱します。
・ウールは、すべての繊維の中で特に高い吸湿性・放熱性を持った繊維なのです。
最も吸湿性の高いウールは、発熱量・放熱量が最も高い素材です。
冬は、大気と汗を吸収して発熱します。体の表面の余分な汗(湿気)が吸収されて肌
と生地のあいだの空気が快適な湿度に保たれます。ウールは外気の温度と肌からの
湿度の緩衝材となって暖かく着用出来ます。
夏は、吸湿性・放湿性が高いので衣服の内側がさらっと快適に保たれ熱が同時に発
散されて涼しいです。衣服の内側の温度が下がると体表面の温度も下がり、汗が水
滴になる前に蒸発して肌がべたべたしにくく快適です。
ウ-ルの優れた特徴...抗菌性(防臭・消臭)繊維の表面が水をはじくため悪臭のもととなる
バクテリアが繁殖しにくい。
ウ-ル繊維は大気中の汚染物質を化学的に吸着します。
同様の仕組みでタバコ臭や汗臭さなどの多くの臭い物質を吸収する事が可能
お気に入りのス-ツを長持ちさせるコツは、シーズン少なくとも2~3着をロ-テ-ションで着まわしハンガ-にスーツをかけて休ませること(ブラッシングもお忘れなく)、又、購入の際にスペアのスラックスを作る(経済的に最初は負担になりますが結果的に長く着用出来ます)。
そして一番大切なことは頻繁にドライクリ-ニング出さない。多少の汚れ(程度による)は軽く濡れたタオルで幹部をふき乾かしブラッシングする。ドライクリ-ニングも優秀な技術ですが生地に多大なダメ-ジを与えます。
いろいろな繊維が開発されていますが、スーツにはウールが一番良い素材と思います。
又、環境にも一番やさしい素材です。
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